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滋賀県大津市 「石山」にある家庭創作料理屋「はなさび」Barのマスターによる日記です。
みなさんもうご承知の通りかもしれませんが、
会社勤めを辞めて、こちらに専念することとなりました。
これからも、どうぞよろしく・・・
で、ただ漠然とバーのマスターをしているのもどうかと思いまして、
来年に「ソムリエ」の資格をとるためにこの一年間は勉強に励もうかと
無謀かもしれませんが、未知の世界に突っ込んでみようと考えました。
試験というもの、ちまたの40歳オーバーの人間には遠い昔の話で、
なかなか経験出来ないものになるものなんですが、私の場合は
会社からの指令で、去年、一昨年と給水装置工事主任技術者、
シーリングアドバイザーと資格試験を受けさせられているので、
多少は慣れているとは思うんですが、
今回は畑違いな資格にチャレンジするので少々アセってますけど。
そんなこんなで独学ではあまりに心許ないので、スクールに通うことにして、
しかも、ブログで公表して逃げられないよう自分を追い詰めてやろう
と、決心しました。(後悔するかも・・・汗・・・)
そして、スクールで教わった事、日常で出くわしたワイン話などを
このブログにだらだらと書き綴っていきたいと思います。
後で読み返したら、自分の成長過程がわかるし、復習にもなるかと・・・
お暇がある方は、お付き合いして頂ければ幸いです。
まず、先日のワイン入門スクール受講した内容から・・・
講師はシニアソムリエの資格者で、しゃべりを聞いただけでなかなかのワイン通!
と感じさせる方で、自分のワールドへ引き込み方が上手い!これが本物の先生ですな。
以下口語調で、
「私の講座では、ワインのテイスティングというものは一切飲むことは許しておりません!」
「よこにおいてあるコップに吐いてもらいます!」
げげー、毎回4種類以上のテイスティング付き!って書いてたから
ヤッホー!!って感じやったのに・・・がっかりや・・・
「しかし、本スクールは入門コースなのでどんどん飲んで頂いて結構ですよ。」
「この話は、ソムリエ受験対策講座からの話ですから・・・。」
ほっ、ラッキー!でも対策講座からは飲んだらアカンのかー、
入門コースのうちにガッツリ飲んどかんとなー・・・。
さすが、普段足を運ぶワインセミナーとは違うぞ!と背筋を伸ばして取組み開始。
さて、話は講座本来の内容へ・・・
レストランで美味しくワインを飲むには 「上手にソムリエをつかう」 のがコツらしいです。
恥ずかしがらず予算、味の好み、を伝えれば注文した料理にあったワインを持ってきて
くれます。(くれるはずです。)
逆に、ソムリエからお客様への対応の仕方は・・・
まず、お客様がどれだけワインの知識があるか?そこそこ見抜かねばならない。
どうすればわかるか?それは・・・ 「お客様のワインリストの見方」 だそうです。
そこそこ以上の知識者は、リストを横読み (ワイン名から・・・・→値段)
あまり知識のない人は、 リストをタテ読み (値段の欄を上から下へ)
ある高級ホテルのメインダイニングでの話、
ランチのメニューは1万円、2万円、5万円とある。そこへセレブマダム2名がご来店されて
2万円のコースを頼み、ソムリエにワインを注文。
マダム達は「ブルゴーニュの赤で・・・あとはあなたにお任せするわ・・・ウッフン」と言った。
ソムリエはセレクトしたワインをサービスしに行くと・・・
セレブ達はクレームを叩き付けた!
「私達、そんなに貧乏に見えるかしら!?ウッフン・・・」
通常、ワインの価格はコース料理と同価格帯というのが一般的で、
そのソムリエも違いに漏れず2万円のワインをサービスしに行ってしまったらしい。
「お客様を理解し 不快なくサービスに導く」
これがソムリエの大切な仕事で、それがそのレストランのCS向上につながるんでしょうね。
ワインのウンチク覚えることも必要ですが、サービス業務の根底はここなんですよね。
初心忘れるべからず!
という事で第一章締めくくります。
次回に続く・・・・
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